2012年07月20日
【レビュー】夏モデルスマートフォン『GALAXY S III SC-06D』
Android4.0対応端末が続々登場している夏モデルスマートフォン。超高速通信への対応や操作が快適になっているなど、注目度の高いモデルが数多く発表されています。
筆者はMEDIAS N-04Cを使用していましたが、「GALAXY S III SC-06D」に機種変更しました。人気の「GALAXY」シリーズで、初のオサイフケータイ対応ということで、気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は日常的に使用している中で(執筆時で購入から2週間ほどが経過しています)、感じたことや操作感をレビューします!
画面の見やすさ
ディスプレイサイズは、MEDIASの4.0インチから4.8インチへ大きくなっています。解像度も倍以上になっているため、とても見やすくなりました。iPhoneと比較するとその画面の大きさは段違いです。
特にPDF書籍を読む際などはその差は歴然。ディスプレイサイズが大きいことで、文字の大きさを読めるサイズにした時に表示される領域が大きく異なり、操作性もアップする点は見逃せません。
一方で、文字入力や画面左上のアプリなどをタップする際は、片手のみでの操作はほぼ無理です。特にフリック入力時は大きすぎて打ちにくい。そこで『Simeji』をインストールしてフリック入力を使用してみると文字盤が小さく設計されており、若干操作性が改善したが、顔文字の選択が面倒になりました。
GALAXY
iPhone
カメラ
MEDIASの約500万画素から約810万画素になり、画質が上がりきれいになっています!光の加減や色彩はすでにデジカメレベルに達していると感じます。
レスポンス
パフォーマンスが全体的に改善されています。アプリの起動や操作が快適になっただけではなく、Androidを使用していて不満のあった不安定さがなくなり非常に使い勝手が良くなりました。
また、Xi端末のためデータ通信速度も速くなっているのもありますが、ブラウザ機能も大幅に向上しています。特にFacebookは、TLに写真が多くある場合に表示にもたついていましたが格段に速くなっています。
データフォルダ容量
今回の機種変更の大きな要因は、MEDIASのデータフォルダ容量の少なさでした。OSやプリインストールアプリを含めて400MBしかなく、アプリをインストールする際にSDカードを選べない仕様のため、容量が足りなくなりました。GALAXY SIIIは約32GBあるので、大容量ストレージとしても十分使える端末です。
Anrdroid4.0の新機能
Android3.X系で実装されていた「最近使ったアプリ」が統合され、サムネイルで表示されるようになりました。頻繁に使用するアプリを呼び出しやすくなります。
連絡先アプリに「コミュニケーション」タブが追加され、プロフィールにSNSアカウントを登録しているとプロフィール写真をタップするだけで横断的にSNSの情報が閲覧できます。これにより、SNSの毎でバラバラだった情報を人物単位で一元管理することができます。
連絡先を公開している人のデータは自動的にFacebookのデータと電話帳を紐付けて登録してくれますが、電話帳にはない人のデータも登録されてしまいます。また、連絡先非公開の人は名前と写真だけが登録されるため、整理が必要となります。
その他、主な変更点は下記になります。
・ホーム画面でアプリアイコンをグループにまとめられるようになる。
・ブラウザの高速化。
・音声入力エンジンの強化。
・着信にテキストで応答できる。
・顔認識によるスクリーンロックの解除。
docomoの機能
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