[特集記事] 最強の日本語入力アプリをさがせ!人気入力アプリを徹底比較! | 仕事効率化に役立つiPhone・Android向けのおすすめビジネスアプリのレビューサイト

最強の日本語入力アプリをさがせ!人気入力アプリを徹底比較!

2012年12月20日

最強の日本語入力アプリをさがせ!人気入力アプリを徹底比較!

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徹底比較!Android向け文字入力アプリ

「スマートフォン機種を変更したら、慣れるまで打ちにくくてメール送信も一苦労…」そんな経験はありませんか?

文字入力は非常に利用頻度の高い機能ですが、その分、少しの違いで使いづらく感じます。最近では、より良い使い勝手を求めるスマホユーザーから、文字入力アプリが注目されています!

今回はそんな文字入力アプリの中でも、特に人気の高い4つのアプリをご紹介します!
ご紹介するアプリはこちら!

どれもAndroid日本語入力アプリを代表する有名なアプリです。
それぞれのアプリで文章を入力し、どれぐらいの時間がかかるか、変換精度、レビュアーの主観による使いやすさの3つの視点で比較してみました。

文字入力対決

長めの文章を入力者2名で各アプリを使って入力し、それぞれかかった時間を測定してみました。
なおは一文を長めに変換するタイプ、くぼのふはガラケー打ちが得意です。
文章は「走れメロス」の冒頭です。

メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

走れメロス ― 太宰治

ポイントは「邪智暴虐」と「牧人」でしょうか。ここで手間取るとタイムロスになりそうです。また、変換精度によっては一度に変換する文章の長さも影響されそうです。

入力実験!

なお くぼのふ 変換精度
OpenWnn 3分16秒 3分04秒 ★☆☆
ATOK 2分51秒 2分28秒 ★★☆
Simeji 2分18秒 1分52秒 ★★★
Google 日本語入力 3分47秒 2分06秒 ★☆☆

『Simeji』が堂々の一位!

『Simeji』が最も速く、漢字変換の精度も高いという結果になりました!

4つのアプリの中で唯一、「邪智暴虐」と「牧人」が一発で変換できたこと、キーボードが大きめなので打ち間違いが少なかったことが、勝利の要因です。『Simeji』はスキンも変えられるので、自分の使いやすいようにカスタマイズできる点が良いですね。

Simeji(日本語入力キーボード)Simeji(日本語入力キーボード)

PC版とも連携できるIMEの老舗『ATOK』

くぼのふは普段から『ATOK』使用していますが、賢すぎるせいか、単語単位で変換すると候補が出すぎて目的の漢字にたどり着くのに時間がかかっていました。また、長い文章で変換すると「メロス」が「目ロス」になったりと、おかしくはないのですが、他アプリにはない変換が第一候補になります。スピード対決では、このあたりのちょっとした違いがタイムに差が出る要因になりました。
問題の「邪智暴虐」の変換は「邪知暴虐」となり、とても惜しい結果でした。

ATOK (日本語入力システム)ATOK (日本語入力システム)

Google純正アプリ『Google 日本語入力』

『Google 日本語入力』は、なおとくぼのふの間でも1分30秒以上の差が出ましたが、どうやら今回は単語単位で短く変換するほうが早かったようです。長い文章を打つと変換候補が出るまでに引っかかりのような、一拍、間が空くことがあります。普通の単語を入力する分には漢字変換の精度は良いですが、やはり「邪智暴虐」は出てきませんでした。

Google 日本語入力Google 日本語入力

『OpenWnn』は、プリインストールされているが…

『OpenWnn』は、キーボードや候補欄は大きく見やすいのですが、変換精度が足を引っ張り時間がかかりました。全体的に変換に関しては頑張ってほしいところです。

OpenWnnOpenWnn

総評

スマホの良いところは機種を変更しても、自分の使いやすいアプリをインストールできるところです。特に文字入力は自分の使い勝手があるので、慣れたアプリのほうがストレスなく文字を入力できます。

今回は『Simeji』が一番早く入力できましたが、画面の見え方や候補欄の大きさなど各自にとって使いやすいアプリがあるので、皆さんもぜひ自分にぴったりのアプリを探してみてください。

今回、ご紹介したアプリ

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