2011年09月02日
持ち運び便利でノートパソコンもいらなくなる?!折りたたみワイヤレスキーボード『REUDO Rboard for keitai』
営業担当であれば、ちょっとした訪問の合間に喫茶店で報告書や資料をまとめることも多いのではないだろうか?
筆者の場合、1時間程度の空き時間ならノートパソコンを開いて作業するが、ノートパソコンを取り出し、起動して・・・となると15分程度であれば起動時間を考えて諦めることも多い。
iPhoneを購入してからは、小さい画面でちまちまとメモ程度の記入をしていた。しかし、それでもキーボードと比べて入力スピードが遅かったり、打ち間違いが多く、どうにか解決する方法がないかと調べてみた。
iPhoneにはBluetooth(ブルートゥース)という無線機器を接続する機能があり、それを利用して外付けのキーボードを接続できることがわかった。 Bluetoothを利用した外付けキーボードについては複数メーカーから発売されているようで、その中でもクチコミで高評価だった『REUDO Rboard for keitai』を購入した。
どんな時に使うか?
先述したが、外出先で報告書を書いたり、簡単な資料をまとめたりする際に利用している。
また、商談の際に活用することも多い。商談ではキーボードでメモを取りながら、ホワイトボードや必要な資料を写真に収めたり、後で思い出せるように、録音したりと1台で、1.メモ帳、2.カメラ、3.ボイスレコーダーと3役を務め大活躍している(ちなみに入力には『Evernote』(エバーノート)を利用している。同ソフトに入力すると上記だけでなく、入力した場所や時間まで自動で登録されるので、どの商談のメモか後で見てすぐにわかる)。
『REUDO Rboard for keitai』を使ってみて
【デザイン】
特に不満はないが、色は黒のみ。重さは改善希望!
他社の同型キーボードに比べてもほぼ重量は変わらない。
iPhoneなどを立てるスタンドを引き出すこともでき、かゆいところにも手が届く。
【キーピッチ・キーストローク(キーの大きさ・深さ)】
キーボードを広げた大きさは12.1インチノートパソコンとほぼ同じ。
キーピッチ・キーストローク共にノートパソコンとほぼ同じなので、問題なかった。ただ、筆者は男性の中でも手が小さい方なので、大柄な男性の場合は狭く感じるかもしれない。(写真は女性スタッフ)
【キー配列】
キーボード自体がiPhone専用ではなく、Bluetooth搭載機器であればなんでも接続できるタイプのため、キー配列は日本語(JIS)配列で一般的なものとなっている。
iPhoneに接続すると、自動的にiPhone用入力に替わるキーもあるので、付属している補助シールを貼ると使いやすくなるだろう。(写真の青い文字が付属シール) ただし、iPhoneだけに特化したような、音楽再生キーなどはない。また、キーに日本語記載はないため、おのずとローマ字入力となる。
【耐久性・持ち運び】
レザーケース付きで持ち運び時の傷は防げるが、可動部などはもろい印象で、落とすと一撃だろう。折り畳むと手のひらサイズになるので、カバンの隙間やスーツのポケットにも入る。
一定時間使用されないと、自動的にBluetoothが切れる仕様になっているため、電池消費は少なく、ほぼ気にせず数ヶ月使い続けることができている。1日平均30分程度の使用で、4ヶ月は使い続けられた。
【Bluetoothについて】
購入後にiPhoneとのペアリング設定を行っておけば、いつでもすぐに接続開始できる。 iPhoneのBluetoothをONにし、キーボードで打ち始めると、20秒程度で自動接続される。
先述したが、一定時間使用がないと自動で切断される仕様だ。電池節約にはなるが、すぐに書き始めたい時は煩わしく感じることもあるかもしれない。
その他
総評としては、大満足である。短い時間にさっと取り出しメモする、iPhoneの機動力を活かした使い方ができ、買ってよかったと思える商品だった。
ただ、iPhoneとiPadの両方とペアリング設定を行っていると、Bluetoothが混線してしまうため、手動で接続をやりなおさなければならない点は不便だと感じているが、その問題はこのキーボード以外でも起こりうるため、仕方ないだろう。
お客様との商談で取り出してメモを取り始めると「それは何ですか?」と聞かれることも少なくない。iPhoneのビジネスでの活用の仕方などの話で盛り上がり、アイスブレイクに一役買ってくれている。
今までノートパソコンで仕事をすることが多かったが、キーボードを購入してからはiPhoneで済ますことも多くなった。思い切って、ツールに合わせた仕事の仕方に変えることで、結果的に効率化を図ることができ、大変満足している。